Little highについて考える
日常の中でのニュートラルな空間。
ほっとしたときや何かを終えたとき、集中の糸が切れたとき、何もないとき。日常にはそんな余白の時間が存在し、その余白は、時に深いインサイトをもたらしてくれたりする。目まぐるしく流れていく時間の中でふと過ぎていく何気ない時間にフォーカスを当て、その空間を改めて考えて捉えてみる。
私たちは日常に存在する心地よい余白の空間を「little high」と定義し、心地よい空間と時間を作る一つのコンテンツとして機能することを目的としている。Case studyを通し、言語化できない部分は視覚的なものを頼りながら、日常に広がる心地よさを構成する要素を積み木を積むように見つけて重ねていき、できるだけミクロに「little high」を科学していけたらと思う。
架空の器
YOOLの意味や読み方をよく聞かれることがありますが、この言葉に大きな意味はなく、視覚的な心地よさとこの文字面から連想する音の響きが心地よくこの言葉にしました。オフィシャル的に読み方等が必要となるため「ユール」という伝え方をしていますが、読み方等も自由です。
YOOLの掲げる「little high」もある種同様な考え方ではありますが、単語と単語の心地よさを使って表現しています。
YOOLはこれまで言葉を介さず、
可能な限り非言語的なところ、主に視覚的なアウトプットを繰り返すことで自分たちの立ち位置や世界観を表現してきました。それは素材の経年変化と同様に、変化を前提とし、時間を経て様々な作用が加わることで安定に向かうという考え方の元スタートさせたブランドだからです。
時間を経て、YOOLという架空の器に様々な要素が溜まってきました。
一度それらを引っ張り出し、現在のYOOLの姿を探し見つけ出す行為の元生まれた言葉が「little high」です。
また、新たな器を作り出し
YOOLを見つけて頂けた多くの方々とlittle high的な新しいライフスタイルと世界観を表現・提供できればと思っています。